2015年12月31日

2015仕事納め

本日、仕事納め。
仕事納めといっても、来年2月の展示に向けての制作途中のまま、アトリエを閉めます。
(毎年大掃除ができないままですが。。)
20151231.jpg

今年も一年、色々な人に支えられて、制作をする事ができました。
人のつながりによって、私の作品は成り立ってるなと思います。
歳を経るにつれ、増々それを感じる日々です。

来年もよろしくお願いします。

本山ひろ子
posted by モトヤマヒロコ at 16:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2015年12月20日

鋳金教室5日目

昨日は鋳金教室の5日目「吹き」です。
焼けた鋳型に、溶かした金属を流す作業です。

CIMG5604.JPG
窯を崩して焼成された型を出します。

CIMG5613.JPG
焼けた鋳型は脆いので、石膏を浸した麻布で巻き、補強します。

CIMG5629.JPG
型の準備が整いました。みんなで金属を溶かします。これはコークスを突いているところ。

CIMG5648.JPG
金属が流されるのを待っている型

CIMG5658.JPG
それぞれの型に金属を流していきます。

CIMG5678.JPG
みなさん上手い。

CIMG5701.JPG
なかなか様になっています。
posted by モトヤマヒロコ at 17:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2015年12月16日

鋳金教室4日目

今日は窯焚きです。
灯油バーナーを使って、窯の温度を上げていきます。
これによって、ワックスが溶け、型の内部に空洞ができます。
ワックスが溶けてなくなる事を脱蝋(ダツロウ)と言います。
鋳型は水分があるといけないので、水分を取る為に焼成します。

脱蝋と焼成を一緒に行うのです。
場合によっては、脱蝋と焼成を別々に行うやり方もあります。

最初はできるだけ小さな炎で。ある程度温度が上がって来たら、少しずつ炎を大きくしていきます。
残念ながらうちには温度計は無いので、型の焼け具合を見ながらと、勘で。
このぐらいのサイズであれば18時間程度で焼成が終わります。

窯の温度が上がってくると窯に隙間ができます。
これを逐一、ベトで埋めます。

今日は仕事帰りのNさんが、途中の様子を見に来てくれました。

20151216.jpg

2015121602.jpg

スーツ姿でベト埋め。

posted by モトヤマヒロコ at 21:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2015年12月15日

鋳金教室3日目

本日、鋳金教室3日目 窯立てです。
ももなりさんが参加してくださいました。

まずは土台作り。窯を建てる部分の土の平を出します。
CIMG5587.JPG

ブロックの土台の上に、逆さにした鋳型を置いていきます。
CIMG5588.JPG

ブロックを上まで積んで、隙間をベトで埋めていきます。
CIMG5589.JPG

完成。これから火を入れます。
約18時間程度焼成します。
CIMG5590.JPG

泥だらけになりながら、頑張ってくれました。
ありがとうございます。

12月19日(土曜日)鋳込みです。

posted by モトヤマヒロコ at 23:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2015年12月02日

鋳金教室2日目

先日行った鋳金教室の2日目「湯道付け-鋳型作り」を行いました。
見学のみも可という事でしたが、たくさんの方が体験に来てくれました。

自由な原型作りとは違い、湯道をつける時はコツが必要。
最終的に金属が流れる道なので、金属がどのように流れ、ガスがどのように溜まり、排出されるかを想像して湯道を付けなければなりません。その付け方一つが失敗の元にもなるのです。

半田コテは使った事があるけど、これでワックスを付けるのは初めてという方ばかりです。
半田コテで溶けたロウが手について「あち!」という場面も何度か。
鋳型教室1.jpg
そんなわけで最初は恐る恐るでしたが、徐々に皆さんコツを掴んでいきました。

鋳型教室2.jpg
湯道がついて、脱脂をします。タルク→アルコール→洗剤

鋳型教室4.jpg
5歳のコタ君も一生懸命「鋳型材」をふるってくれました。
おかげでキメの細かい砂ができました。

鋳型教室5.jpg
肌砂を丁寧に付けていきます。


鋳型教室3.jpg
流し込み


鋳型教室6.jpg
みなさん、初めてなのに逞しい!!
泥だらけになりながらも「楽しい」とおっしゃってくれて涙。。。

いつもは一人でやっている鋳型作りですが、みなさんとおしゃべりしながら楽しく出来ました。

次は窯立てです。
posted by モトヤマヒロコ at 21:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記